室町時代の性風俗

室町時代の性風俗

14世紀初頭、年足利尊氏が幕府を京都に開いてから、16世紀末に信長が幕府を倒すまで約240年間の間、都の貴族や僧が、戦乱をさけて地方へ文化をつたえたため、独特の地方文化がうみだされた。
金閣寺銀閣寺など華やかな文化財ががたてられ、現代の和風建築のもとになった書院造りが生まれ、有名な数々の庭園がつくられた。

また、水墨画が大成され、軍記物の『太平記』などが生まれた。

室町時代には連歌が流行し、『浦島太郎』などのおとぎ話が多くの人々に読まれたようになり文化面での発展も数多く記されています。

この時代の売春婦たちは、ほとんどが遊行女婦と呼ばれ、芸を見せる傍らやはり性を売っていて、売春婦達は身を売る他に、低俗ですが男と女が観衆の前で性交を行う見せ物をしたり、犬と女との間での交わりをを見せ物とし、金品を稼いだりしたようです。

そのような性の見世物のひとつに「歌舞伎踊り」というものがあり、出雲の巫女であった阿国が女性だけの一座をつくり、宝塚のように男装して踊ったのは有名である。

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